コードネームがわかったら、どんなことが待っている?

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「コードネームって聞いたことはあるけれど、ギターのですか?」
「ピアノにもコードネームってあるんですか?」
「楽譜にCとかGとか書いてあるけど、どうやって弾けばいいの?」
「そもそも、コードネームを知ると何が楽しいの?」

今日の記事は、↑の1つでも感じたことがある方に、おすすめの内容です♪(o^^o)

実は、コードネームを少し知るだけで、今まで弾いていたピアノの曲が、
ちょっと違って見えてくることがあります。

有紀子先生
有紀子先生

難しい音楽理論を一から覚えなくても大丈夫!

まずは、「Cって何だろう?」という小さなところから始めるだけでも、
音楽の世界が少しずつ広がっていきます。

今日は、私自身の体験も交えながら、コードネームを知るとどんなことができるようになるのか、
お話ししてみたいと思います。


「コードネーム」初対面は高校時代のギター

実は、私が初めてコードネームというものに触れたのは、高校の音楽の授業。
1年生の2学期の試験曲が「聖しこの夜」の弾き語りでした。

使ったコードは、たったの3つ。
C、F、G7。
今思えば、初心者にとってはなかなかのチャレンジです。

特にFコードは、ギター初心者にとっては「鬼門」ともいわれるコード…。
複数の弦を指1本で押さえる「セーハ」という押さえ方が必要で、
最初はなかなか音がきれいに出ません。

人差し指で1フレットの全弦を押さえるのが難しい!

そんなFコードも含めて、私はそのときが人生で初めてのギターでした。

でも、Fの音が出ると、嬉しくて、楽しくて(≧∇≦*)
(ギターやったことある人なら、分かってくれるはず!笑)

「私、ギター弾けてる!」
と、今でもそのときのことを思い出します。

ただ、その頃の私は、「Cって何なんだろう?」ということまでは、あまり考えていませんでした。

ピアノを習う中で、音名をドイツ語で言うと、
ド、レ、ミ=C、D、E(ツェー、デー、エー…と読む)
ということは知っていました。

なので、
「Cがド、Dがレ、Eがミなんだな」
くらいは、なんとなくわかっていたんです。

でも、それとギターで押さえていた「Cコード」が、私の中ではまだ完全にはつながっていなかったんですね。


ある日、「Cってピアノで弾いたら何の和音?」

そんなある日。

うちに、なぜか家の中に置いてあった誰のかも分からないギターを持ってピアノの前に座り、
「Cって、ピアノで弾いたら何の和音なんだろう?」
と思ったんです。

そこで、ピアノで探り弾きしてみました。

すると……
ド・ソ・ド・ミ…
「あっ!
Cって、ド・ミ・ソなんだ!」

その瞬間、ギターで押さえていた「C」と、ピアノで弾いていた「ド・ミ・ソ」が、
私の中で初めてつながりました。

今思うと、ものすごく小さな発見なのですが、
「わかった!」
というあの感覚は、今でも覚えています♪

それまで知っていた「C」という音名と、
ギターで弾いていた「Cコード」と、
ピアノの「ド・ミ・ソ」。

それぞれ別々に知っていたものが、一本の線でつながったような感じでした。

そして、私にとっては、これがコードネームに興味を持つきっかけになりました。


コードネームがわかると、こんなことが楽しくなる!

① 楽譜に書いてあるコードネームが読めるようになる

まずは、楽譜に書かれている
C、F、G、Am……
などの記号が、少しずつ身近になってきます。

「これはCだから、ド・ミ・ソね!」
そんなふうに、楽譜に書いてある記号と、実際の音がつながっていきます。

今まで「なんとなく見ていた記号」が、意味のあるものに変わっていく。
これだけでも、ちょっと楽しくなりますよ♪


② 「この和音はCなんだ!」がわかる

ピアノを弾いていると、同じような形の和音がたくさん出てきますよね。

それが、
「これはCなんだ」
「これはFなんだ」
とわかるようになると、音の見え方が変わってきます。

ただ音符を追いかけるだけではなく、
「この和音にはCという名前があるんだ」
と知ることで、音楽が少し整理されて見えてくるんです。

例えば、GのあとにCがくると、
曲が一旦収まったような、一区切りついたような
感覚になる、
などの傾向もだんだん見えてきます。

有名どころでいうと、
学校の朝礼のお辞儀の時の使う和音でもありますw

C→G7→C


③ 左手の伴奏が、ちょっと自由になる

ポピュラー系の曲の場合、
コードネームがわかると、
「左手は楽譜に書いてある音を、1音も間違えずに正しく、そのまま弾かなければいけない」
というところから、少しずつ自由になっていきます。

たとえば同じCのコードでも、弾き方はいろいろ。
「今日は少し違う形で弾いてみようかな?」

そんな小さな工夫もできるようになります。

いきなり自由自在にアレンジする必要はありません。
まずは「コードを知っているから、ちょっと変えてみようかな」という気持ちが生まれることが大切なんです。


↑これ、全部同じCコードなんです。全然雰囲気が違いますよね!
①ごく普通の和音
②軽やかな
③下から上に上がる
④アルベルティ・バス(←ソナチネを弾いたことがある方は記憶におありではないでしょうか)
⑤バラード系によく使う
⑥⑤の発展形
⑦ダイナミックな

④ 知っている曲を、ちょっと違う雰囲気で弾いてみたくなる

コードがわかるようになると、

「この曲、伴奏を少し変えたらどんな感じになるんだろう?」
と試してみたくなることがあります。

同じメロディーでも、伴奏の弾き方が変わると、雰囲気も変わります。
「こんなふうにも弾けるんだ!」
という発見が増えていくんですね。


⑤ 音楽を聴くのも、ちょっと楽しくなる

コードネームを知ると、ピアノを弾いていない時間にも変化があります。

好きな曲を聴いていて、
「今の音、なんだろう?」
「この感じ、なんだか好きだな」
と、和音に耳が向くようになることがあります。

今までとは少し違った角度から、音楽を聴けるようになるんです。


ジャズピアノにも、コードネームの知識が役立つ!

最近、私の生徒さんの中でも、
「ジャズピアノを弾いてみたい!」
という方が増えてきました。

ジャズというと、
「難しそう……」
「楽譜がないと弾けないのでは?」
と思う方もいるかもしれません。

ジャズピアノを楽しむうえで、コードネームは必須といっても過言ではありません。

ジャズの楽譜では、メロディーと一緒にコードネームが書かれていることがほとんどで、
C、Am7、Dm7、G7……
といったコードを見ながら、伴奏をつけていきます。

もちろん、ジャズを弾くためには、コードネーム以外にも少しずつ学んでいくことがあります。

でも、
「いつかジャズを弾いてみたい!」
という方にとって、コードネームを知っていることは、
ジャズの世界への入り口のひとつになると思います♪


「もっと知りたい!」が始まる

コードネームを覚えたからといって、突然、何でも自由に弾けるようになるわけではありません。

でも、
「Cってド・ミ・ソなんだ!」
「この曲にもCが出てくる!」
「この和音、なんていう名前なんだろう?」

そんな小さな「わかった!」が、少しずつ増えていきます。

そして、その「わかった!」が、
「もっと知りたい!」
につながっていくんです。


経験者だからこそ、楽しめることがあります

これまでピアノを弾いてきたあなたには、すでにたくさんの「音の経験」があります。

有紀子先生
有紀子先生

だから、コードネームを学ぶということは、まったく知らないことを一から覚えるだけではないんです!

私自身も、最初はCの意味を知らないままギターを弾いていました。

それがある日、
「Cって、ド・ミ・ソなんだ!」
と、ギターとピアノが自分の中でつながった。

あの小さな「わかった!」が、今でも印象に残っています。

だからこそ私は、コードネームを学ぶことを、
「知らなかったものを覚えること」だけではなく、
「今まで知っていたものが、つながっていくこと」

だと思っています。

今、レッスンに通ってくださっている生徒さんにも、コードネームのお話をしますが、
はじめは全く興味がなかった方も、
「あ、そうなんですね!」と一致したときに、
キラキラした目をして、嬉しそうな表情に変わり、
「少しずつ勉強してみたくなりました!」と言われる方も多いんです。

さあ、まずは最初のひとつ。

C。ド・ミ・ソ。

ここから始まる小さな「わかった!」が、
あなたのピアノを、今までとはちょっと違った角度から楽しませてくれるかもしれません(o^^o)♪