大人のピアノは、今からでも大丈夫です!
「子どもの頃、ピアノを習っていました」
そうおっしゃる大人の方は、意外とたくさんいらっしゃいます。
そして、そのあとに続く言葉も、よく似ています。
「でも、もう何十年も弾いていないんです」
「楽譜も読めなくなっていると思います」
「昔弾いていた曲も、全部忘れてしまいました」
「今さら始めても、ちゃんと思い出せるか自信がなくて……」
そんな風にお話しされる方も少なくありません。

でも、私は声を大にしてお伝えしたいです。
「大丈夫ですよ!」
そして、
「またピアノを弾きたい」と思ったその時が、始めどきです。
「全部忘れてしまった」と思っていても……
子どもの頃にピアノを習っていた方のレッスンをしていると、とても面白いことがあります。
最初は、
「本当に何も覚えていません」
とおっしゃっていたのに、いざピアノの前に座って弾いてみると、
「あれ?なんとなく弾ける……」
「思っていたよりも、弾けた!」
ということが、実はよくあるんです。
もちろん、以前のようにスラスラ弾けるわけではありません。
楽譜を見ても、
「この音、なんだったっけ?」
「ト音記号は分かるけど、ヘ音記号はちょっと……」
「指番号ってこんなに難しかったっけ?」
なんてこともあります。
でも、少しずつ音を出していくうちに、
「あ、そうそう!こうだった!」
と、記憶がよみがえってくることがあります。
これは、長い間ピアノから離れていたからといって、すべてがゼロになっているわけではないからです。
子どもの頃に身につけた「指を動かす感覚」や「楽譜を見る感覚」、音を聴いて鍵盤を探す感覚などは、思っている以上に身体の中に残っているものなのです!
だからこそ、
「忘れてしまったから、もう一度最初からやらなければいけない」
と考えなくても大丈夫。
今のあなたに合わせて、できるところから少しずつ始めていけばいいんです (^o^)o
「昔習っていたからこそ」できることもあります
大人になってから初めてピアノを始める方と、子どもの頃に少しでもピアノを習った経験がある方。
もちろん個人差はありますが、やはり「昔習っていた」という経験は大きな財産です。
たとえば、楽譜を見たときに、
「これは何となく見覚えがある」
という感覚があったりします。
リズムを見て、
「この感じ、昔やったことがあるな」
と思ったり。
鍵盤に触れたときに、
「右手はこう動かすんだった」
と、身体が思い出してくれることもあります。
最初は「全然分からない!」と思っていても、少し練習すると、昔の感覚が少しずつ戻ってくる。
その瞬間を見るのは、レッスンをしている私にとっても、とても嬉しいものです。
「できない」と思っていたことが、「あ、できる!」に変わる。

その小さな瞬間が、大人のピアノの楽しさの一つだと思っています。
「もう一度弾きたい曲」はありませんか?
もし今、
「またピアノを弾いてみたいな」
と思っているなら、ぜひ一度考えてみてください。
子どもの頃に好きだった曲。
発表会で弾いた曲。
昔、一生懸命練習した曲。
当時は難しくて弾けなかった曲。
テレビや映画で聴いて、「いつかこの曲を弾いてみたい」と思った曲。
もしかしたら、心の中に一曲くらいありませんか?
「この曲、もう一度弾いてみたい」
そんな気持ちがあるなら、それはとても素敵なスタートだと思います。
昔弾いた曲をもう一度弾いてみるのもいいですし、今の自分が好きな曲に挑戦するのもいい。
大人のピアノは、子どもの頃のように「コンクールのため」「試験のため」「上手になるため」だけではありません。
自分が弾きたい曲を、自分のペースで楽しむ。
それで十分なんです。
「間違えたら恥ずかしい」も気にしなくて大丈夫
大人の方から、
「こんな簡単なところも弾けなくて恥ずかしいです」
と言われることがあります。
でも、レッスンではそんなことを気にする必要はありません。
むしろ、間違えていいんです。
分からなくなったら、
「分かりません!」
でも大丈夫。
指が動かなかったら、ゆっくり練習すればいい。
昔できていたことができなくなっていても、それは恥ずかしいことではありません。
何十年もピアノに触れていなかったのなら、最初から昔と同じように弾けなくて当然です。
そして、少しずつ弾けるようになっていく過程そのものが、ピアノの楽しさでもあります。
「いつかやりたい」は、意外とすぐには来ません
「もう少し時間に余裕ができたら」
「仕事が落ち着いたら」
「もう少し自信がついたら」
「もう少し歳をとってからでもいいかな」
そう思っているうちに、時間だけが過ぎてしまうことがあります。
もちろん、始めるタイミングは人それぞれです。
でも、
「ピアノをまた弾きたい」と思った気持ちは、大切にしてほしいなと思います。
ピアノを始めるのに、特別な準備はいりません。
完璧に楽譜が読めなくてもいい。
指が動かなくてもいい。
昔のことを忘れていてもいい。
まずはピアノの前に座って、音を出してみる。
そこから始めればいいんです。

「思い出せるかな?」を確かめに来てください
もし、
「本当に私、弾けるようになるのかな?」
と迷っているなら、頭の中で考え続けるより、
ピアノや音楽ともう一度向き合ってみませんか?
最初の一音を弾いたとき、
「ああ、この感じ……!」
と思うかもしれません。
そして、少し音を並べていくうちに、
「意外と覚えてるかも」
となるかもしれません。
あるいは、
「これは完全に忘れてる!」
となるかもしれません(笑)。
でも、それでいいんです。
忘れていたら、そこから一緒に思い出していけばいい。
ですし、
大人になったあなただからこそ、
学ぶ時の感覚や、音楽に対する気持ち、
は、昔のあなたとはちょっと違うはずです。
今のあなただから、感じられる感覚で
音楽を、ピアノを楽しんでみませんか?
ピアノは、何歳からでも楽しめます。
今の自分に合ったペースで、もう一度
ピアノに向き合ってみたい方、
心よりお待ちしております。
「また弾きたいな」
そう思った今が、きっと始めどきです。
「昔習っていたけれど、もう何も覚えていない……」
そんな方も、どうぞお気軽に。
「思い出せるかどうか、自信がないんです」
というところから、一緒に始めてみましょう🎹
数十年ぶりのピアノ。
最初の一歩は少し勇気がいるかもしれません。
でも、その一歩を踏み出した先には、きっと
「やっぱりピアノって楽しい!」
と思える時間が待っていますよ♪
